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「離婚裁判をした夫婦の大半は和解する」


離婚裁判も和解に向けて終盤となってきました。和解の内容は納得がいくものではありませんが、次女だけが戻らない事となった今、今後次女との面会の頻度を増やしていける方向で条件を出しています。今回の私たちのように和解の方向になる結末は稀なケースなのかと思いきや、聞いた話によると一般的に離婚訴訟をした夫婦の大半は和解して終わっているそうです。



「結果は変わらず時間と費用が上乗せされる事になる」

そもそも決着をつける為に裁判をしているのに「和解」というシステムがある事に疑問が生じます。本人同士で解決が出来ないから裁判にまでなっているのに、50/50で納得してくれと言われても、だったら最初から話し合いで決めてると言いたいところです。しかし2人で話しても埒があかなかったから、第三者に判断してもらう為に裁判をしてもらっていることもあり、最後の最後で和解の条件をお互いが了承できない為に、和解が決裂となり、家庭裁判所の判決にも納得がいかない場合は、高等裁判所などに持ち込む事となる。そうなれば更に費用と時間がかかります。また、そこまでやっても同じ内容をジャッジする事になる為、大きく結論が変わることも少ない事から、大半は和解で了承することが多いそうです。


長女の気持ちが母親から離れるのは「そーゆーとこ」

具体的に私の場合は、和解のための条件を出して下さいと言われ、その内容をお互いが了承すれば和解の成立となると言われました。余談ですが、私は次女との面会時間の延長や、夏休み冬休み中の日程を追加して欲しい事や、今後第三者と同居する場合の事など、次女にまつわる様々な条件を出しました。お互い出すはずの和解の為の条件ですが、驚く事に嫁側は全く条件を提示してきませんでした。年金分割や養育費の話は出るのに面会や長女に会う為の条件は一切なし。長女が母親と暮らすのを嫌がったのは「そーゆーとこ」だと思います。

そんなこんなで、流れとしてはこちらが出した条件をあちらが承諾するか否かという話になってきました。全部の条件を承諾するとは思っていませんでしたが、まあまあ想定内でした。


誰よりも和解を望んでいるのは…

結果が変わらず、費用と時間が更にかかるのに決着が着くまで裁判をするのも確かにアホらしい。だから離婚裁判の大半は和解となるわけですね。あとはよっぽど相手に対して強い憎しみを抱いているとか、あるいは不貞(浮気)やDVや児童虐待などの理由があるとまた話は違ってくるのだと思います。でも本当に和解してほしいと思っているのは子供たちである事は間違いないですけどね。